PROFILE

私の経歴

1961年
フィニステールのカレ=プルゲールに生まれる。
1976年
パリに移る。
1978年
料理学校フェランディを首席にて卒業。
1982年

メゾン・デュ・ショコラで働き始める。
メゾン・デュ・ショコラのクリエイティブディレクターとなる。
2006年
メゾン・デュ・ショコラを退職。
2008年
11月、サン・ジェルマン・アン・レーに自身のお店を開く。
2009年~2014年
フランスで最高のショコラティエの一人にランクづけされる。

2008年以降、サン・ジェルマン・アン・レーを拠点に活躍しているル・ガックは、クラブ・デ・クロクール・ドゥ・ショコラ(チョコレート愛好家クラブ)によって、10人の最優秀ショコラティエの一人にランクされている。同氏は多様な贈り物類、チョコレートボックス、ガナッシュ、プラリネ、マカロン等、個人用ならびに企業用の贈り物として、最上の製品を提供している。

私のインスピレーション

「私はインスピレーションを、自分のルーツや自然、そして旅から得ます。私はブルターニュの出身で、幼少時代はそこで過ごしました。私自身が創造する製品は、シンプルで本物の素材の味にこだわりを持っており、時には子供のような一面も持っています。それが私たちの内面、私たちの記憶、そして私たちの情緒に訴えかけてきます。
私は強く自然に惹かれていて、インスピレーションを呼び覚ます植物やフルーツ、また香辛料などを求めます。私の役割はこれらの素材を損なうことなく利用し、やりすぎることなく風味を引き出すことです。正しい特徴を見いだすと、その風味が徐々に正体を現しますが、決してチョコレートの繊細な味覚を圧倒することはありません。
私は旅から、特に日本への旅から影響を受けています。日本では、人間性、高い規範ならびに細部への強いこだわりを示す素晴らしい人々に出会いました。そこから感じたものを日々の生産にも生かそうとしています。」

私の製品

「私は紛れもなく新鮮で高い品質の製品を高く尊重し、そのような製品を作ることにこだわりと共に、常に私が作り出すものに甘さ、微妙な味わい、そして調和を求めています。私が作るガナッシュは、常に調和をもたらすため、アンフュージョン(煎じたもの)やフルーツピューレで作られています。
私にとって、最も重要なことは外見よりも卓越した味覚であり、過ぎ去ってしまう流行よりもシンプルさと末永く続く伝統です。私は本物で永遠の製品のシンプルさを目指しています。本物の味覚を再発見すること。そして、製品を裏切らないこと。
私のチョコレートは、凝集であり、明確で頑丈です。これが古典的な味覚とより大胆な味を組み合わせるのです。
私は毎日、チョコレート作りの伝統を守り続けています。伝統的なフランスのノウハウを使い、私のショコラティエチームと一緒に、職人的な手法ですべてのチョコレートを作っています。」

私の素材

「私が使う素材はすべて厳しく選ばれています。これらは最高の取引相手からのもの、また、時には長年付き合っている小さな生産者からのものです。
デリケートで美味しい製品となるように、最高のカカオと最高に気品のある素材使い、その風味と味覚を組み合わせます。
最近のカカオの流行に惑わされず、またカカオの比率にだけに捉われることなく、私自身の味覚を尊重して、独自のブレンドを作り出していきます。
素材は生きていて、決して同じであることはないのです。わずかな違いが私にインスピレーションを与え、私はそれに従って、最上のレシピに変化させていくのです。」

娘アメリーからのメッセージ

親愛なる日本の皆様へ

私はパスカル・ル・ガックの娘アメリー・ル・ガックです。年齢は29歳です。
私にとってチョコレートは、常に香りを嗅いで味わってみたいもの、また他の人たちに知ってもらいたい素材でした。チョコレートは、私が小さかった頃、父の匂いを思い出させてくれます。

学生の頃、私は父が25年以上を過ごしたラ・メゾン・デュ・ショコラで研修をしました。マーケティング、そして梱包・ラッピング部門での仕事を経験し、製造からパッケージングに至るまでこれほどまでに細やかな配慮がなされていることに驚きを覚えました。この経験からきちんとした仕事に対する姿勢を学びました。
したがって、父が2008年に自らのアルチザン・チョコレート店をオープンした時、私にとって開業の手伝いをするということは当然の選択でした。そして、私は父にお願いしました。父は、「試用期間を置くなら」という条件で承諾してくれました。そして、本物のチョコレート、サービス、品質を大切にしながらもこの小さな会社を大きくしていくために、長期的に共にやっていけるということがお互いにすぐにわかりました。

こうして、私は社長秘書のディプロマを取得後、まったく自然と家族経営の会社「パスカル・ル・ガック」に入社しました。以来、この仕事にやりがいを感じています。

現在、私はパリ近郊のサン・ジェルマン・アン・レー店にて店舗の指揮を任されています。店頭スタッフ3名で、毎日当店にご来店くださる多くのお客様をお迎えしています。私はお客様とのやり取り、「良いもの」の味や品質を分かち合うのが大好きです。

また、新製品の開発にかかわるのも非常に好きです。私たちは、父と一緒にインスピレーションを探します。私は、味の組み合わせのアイデアや当店のお客様の願いを伝えます。こうした声は時にたいへん想像力に富んでいます。「胡麻とレモンのプラリネ」はこのようにして誕生した合作です。

私は毎日とても忙しく過ごしています。私は小さな男の子の母親でもあり、またもうじき女の子を出産予定です。これからは私も子供たちに仕事に対する情熱やフランス、そして父と共に私たちもとても大好きな国、日本にて、メゾン「パスカル・ル・ガック」を発展させていくことへの熱意を伝えていけたらと思っています。
皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

アメリー・ル・ガック

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